2012-06-19 第180回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
○参考人(岸博幸君) フランスの例でいいますと、当然、全体の収益を考える場合は、この違法の問題以外に、経済状況でありますとか、又はその年どういう作品が出たか、いろんな要素によって変わるものでして、先生御指摘の点、非常に大事とは思いますけれども、その検証をやり出した瞬間に、変数がすごく多くて、じゃ、どれが、いろいろ変数がある、当然違法ダウンロードが減るというのもある、でも経済状況が悪化したらそれは当然売上
○参考人(岸博幸君) フランスの例でいいますと、当然、全体の収益を考える場合は、この違法の問題以外に、経済状況でありますとか、又はその年どういう作品が出たか、いろんな要素によって変わるものでして、先生御指摘の点、非常に大事とは思いますけれども、その検証をやり出した瞬間に、変数がすごく多くて、じゃ、どれが、いろいろ変数がある、当然違法ダウンロードが減るというのもある、でも経済状況が悪化したらそれは当然売上
○参考人(岸博幸君) お答えします。 自分が知っている範囲で言えば、フランスの例を取りますと、フランスはスリーストライク法案を導入しましてから、音楽配信はやっぱり市場はかなり伸びております。その中で一番シェアを持っているアップルのアイチューンストアでいえば、年間千三百八十万ユーロの売上増が実現したという数字は出ておりますので、やはりこういう規定を設けることによって売上増につながっているという面はあると
○参考人(岸博幸君) 今日は、著作権法改正法案、いろいろ論点があるんですけれども、特に違法ダウンロードの罰則化の部分に関しまして意見を述べさせていただきたいと思っております。 最初に結論から申し上げますと、私は今回の違法ダウンロード罰則化には賛成の立場であります。 賛成の理由は主に三点あるんですけれども、これは私自身がかつて政策にかかわってきたという経験から、政策論の観点から考えた理由になるんですけれども